佐土原 台介(さどはら だいすけ)プロフィール ![]() |
1941年(昭和16年)、愛媛県宇和島に生まれる。大学時代ロートレアモン著『マルドロールの詩』と出会い詩を書き始める。
79年北海道において、二人の仲間とともに詩朗唱運動体「ウラヌス」を結成、各地で公演を行う。
一年後独立し、単独での自作詩朗唱公演活動を展開。その間詩人・吉増剛造、白石かずこ両氏、ジャズドラマー・中村達也、
ペーシスト・吉沢元治、魂のギター・中村ヨシミツ氏らと出会う。90年吉沢さんの招きにより、自作の英訳詩を引っ下げて
ニューヨークへ渡り、二人のデュオ及びマースグラハム舞踊団所属の折原美樹さんを加えた三人で各所の公演をこなす。
このころ断続的に続けていた詩即興朗唱の方法を確立。また、90年以降日本古武道の世界と関わりを持ち、林邦史朗先生を主席
師範とする全日本刀道連盟に所属、真剣を用いての実戦刀法の習得に励む。96年以降、音の人たちとの即興演奏と連動しながら、
喉でポエジーを創作・発生する即興の世界の住人となる。
毎日曜日、日野市にある全日本刀道連盟本部道場「東京至誠館道場」での稽古に出向くかたわら、刀道の業を一般に公開。 各種行事での四方祓い、神社での奉納、刀道公開講座、フラメンコダンサーやドラマーとの刀術による競演、など公演を重ねる。 2002年「日本文化普及会 藍の会」を仲間数人と共に結成、日本舞踊、かつぽれ、面踊り、着付け、書道、空手、居合道各界の 達人名人と共演。花園神社、江戸東京博物館大ホールなどでの年一回公演を日本文化普及会総力を挙げて行う。また04年には、 日野市主催「新撰組フェスタ in 日野」メイン会場で10ヶ月に亘り毎週土曜日各二回(日によっては三回)の試斬公演をこなす。 05年の活動は、トーキョー・ポエット・カフェにて、各ミュージシャンとの即興詩を2ヶ月に1回の開催を続ける。 06年は、ピットイン新宿にてジャズドラマー・中村達也らと共に即興詩を披露、絶賛を浴びる。「藍の会」活動としては 江戸東京博物館にて「日本刀秘話」講座と「日本の古武道」講座、芸能花伝舎にて「日本刀を実感してみませんか」講座を行い、 意欲的に日本武道としての剣術を身を以て披露。07年には「刀道・文武両道塾」を立ち上げる。2009年1月、フランスリヨン市で剣術演武。 現在: 文武両道塾塾長 全日本刀道連盟・本部道場師範・教士七段 ジパング文化普及会副会長 詩集:『団扇をつくる詩人』『脳体解剖詩図』『鳥からすべてが・・・』『メガロポリス狂想』試論集『詩学断想』近刊。 |
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